ワームとは、コンピューターやネットワークに感染し、自己複製を繰り返しながら他のコンピューターにも拡散していく悪意のあるプログラムの一種です。ウイルスと似ていますが、ワームは他のファイルやプログラムに感染することなく、単独で動作・拡散できます。
ワームは、インターネットやローカルエリアネットワーク(LAN)を介して感染し、システムの脆弱性を利用して他のコンピューターに拡散します。また、電子メールやインスタントメッセージなどのコミュニケーションツールを利用して、感染したコンピューターの連絡先にメッセージを送ることもあります。
ワームによる影響はさまざまで、コンピューターのパフォーマンスの低下やシステムのクラッシュを引き起こすことがあります。また、ワームは個人情報の盗難や他のマルウェアのダウンロードなど、さらなるセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。
ワームから自分のコンピューターを守るためには、アンチウイルスソフトウェアを導入し、常に最新の状態に保つことが重要です。また、オペレーティングシステムやソフトウェアのセキュリティアップデートを定期的に行い、脆弱性を修正することも必要です。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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