侵入検知システム(しんにゅうけんち・システム)

侵入検知システム(IDS)は、ネットワークやシステムに対する不正アクセスや攻撃を検出し、それらを管理者に報告するセキュリティシステムです。侵入検知システムは、ネットワーク上の通信を監視し、異常なパターンや攻撃シグネチャを検出することで、潜在的な脅威を早期に察知することができます。

侵入検知システムには主に次の2種類があります。

  1. ネットワーク型侵入検知システム(NIDS):ネットワーク上の通信データをリアルタイムで監視し、不正なアクセスや攻撃を検出します。
  2. ホスト型侵入検知システム(HIDS):個々のコンピュータやサーバのシステムログやアプリケーションログを監視し、不正な操作や不審なアクティビティを検出します。

侵入検知システムは、組織のセキュリティ対策の一環として活用され、攻撃の検出や被害の最小限に抑えることに役立ちます。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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