傍受(ぼうじゅ)

傍受(ぼうじゅ)とは、通信の内容を盗み聞きする行為です。電話やインターネットの通信など、プライベートな情報が流れる場で、第三者が不正にその内容を聞き取ることが傍受とされます。

傍受は、プライバシーの侵害や情報漏洩につながるため、違法行為とされています。インターネット上では、悪意のあるハッカーが無線LANの通信やメールの内容を傍受することがあります。

傍受を防ぐためには、暗号化(あんごうか)技術を利用して通信内容を保護することが重要です。例えば、HTTPS(エイチ・ティー・ティー・ピー・エス)プロトコルを使用したウェブサイトでは、通信内容が暗号化されるため、傍受による情報漏洩のリスクを軽減できます。

また、無線LANの利用時には、WPA2(ダブリュー・ピー・エー・ツー)やWPA3(ダブリュー・ピー・エー・スリー)などのセキュリティ規格を使用して、通信内容を保護し、傍受から身を守りましょう。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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