PSK(ピー・エス・ケー)は、Pre-Shared Key(プリ・シェアード・キー)の略で、無線ネットワークのセキュリティに関連する用語です。PSKは、TKIP(ティーケイアイピー)やAES(エーエス)といった暗号化方式を用いて生成される鍵のことです。
ただし、PSK自体は実際にデータを暗号化する鍵ではありません。それは暗号鍵を生成するための鍵であり、そのため「事前共有鍵」とも呼ばれています。
無線ネットワークに接続する際、デバイスとアクセスポイント間でPSKを共有することで、通信データのセキュリティが確保されます。
PSKは、Wi-Fiなどの無線ネットワークで一般的に使用されるセキュリティプロトコルであるWPA(ダブリューピーエー)やWPA2(ダブリューピーエーツー)において、重要な役割を果たしています。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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