踏み台(ふみだい)とは、不正侵入の中継地点として利用されるコンピュータのことです。他人のコンピュータに侵入する際、直接自分のコンピュータから接続すると、接続元のIPアドレスによって犯人が特定される可能性があります。
そこで、いくつかのコンピュータを経由してから目的のコンピュータに接続することで、犯人が自分のコンピュータを探しにくくします。このようなコンピュータは、実際の被害はないものの、不正侵入の中継地点としてのみ利用されるため、踏み台と呼ばれます。
踏み台となるコンピュータは、セキュリティ対策が不十分であることが多いため、自身のコンピュータが踏み台にされないよう、パスワードの強化やシステムのアップデート、ファイアウォールの設定など、適切なセキュリティ対策を行うことが重要です。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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