認証サーバ(にんしょう・サーバ)

認証サーバ(にんしょう・サーバ)は、ネットワーク上でユーザーやデバイスの認証を行うための専用サーバです。認証とは、ユーザーやデバイスが本当にその人や機器であることを確認するプロセスのことです。認証サーバは、ユーザー名やパスワード、デバイス情報などの認証情報を管理し、ネットワークへのアクセスを許可するかどうかを判断します。

認証サーバの利用は、ネットワークのセキュリティを向上させることができます。不正なアクセスを防ぐために、ユーザーやデバイスが正当なものであることを確認し、承認されたアクセスのみを許可することができます。また、認証サーバは、ネットワーク上のリソースへのアクセス権を管理することも可能です。これにより、権限のないユーザーやデバイスが重要なデータやシステムにアクセスすることを防ぐことができます。

一般的な認証サーバには、RADIUS(リモート認証ダイヤルインユーザーサービス)やLDAP(軽量ディレクトリアクセスプロトコル)などのプロトコルが利用されています。これらのプロトコルは、標準化された方法で認証情報のやり取りを行うことができるため、さまざまなネットワーク環境に適用することができます。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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