ユーザ権限(ユーザ・けんげん)

コンピューターやネットワーク上で、ユーザーがどのような操作ができるかを制限する権限のことをユーザ権限(ユーザ・けんげん)と言います。これにより、データやシステムの安全性が向上します。

ユーザ権限は、一般的に管理者権限(アドミニストレータ権限)一般ユーザ権限の2つに分けられます。管理者権限は、システム全体の管理や設定変更が可能で、アプリケーションのインストールやユーザアカウントの作成・削除などが行えます。一方、一般ユーザ権限は、自分のデータの閲覧・編集ができる範囲に限られ、システム全体の設定変更や他のユーザのデータへのアクセスはできません。

不正アクセスやウイルスからシステムを守るため、通常の作業は一般ユーザ権限で行い、管理者権限は必要な時のみ使用することが推奨されます。これにより、万が一ウイルス感染や不正アクセスがあった場合でも、被害を最小限に抑えることができます。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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