タッチパネルは、画面に直接指先や専用のペンで触れることで操作や入力ができる装置です。これにより、キーボードやマウスなどの別の入力装置を使わずに、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを直感的に操作できます。
タッチパネルには、主に抵抗膜式と静電容量式の2種類の技術が使われています。抵抗膜式は、指先や専用のペンで画面を押すことで、画面上の複数の層が接触し、その位置を検知する方式です。一方、静電容量式は、指先や専用のペンが画面に触れることで生じる静電容量の変化を検知し、位置を特定する方式です。
現在、多くのスマートフォンやタブレットでは、静電容量式のタッチパネルが採用されており、マルチタッチ(複数の指で同時に操作できる)機能が搭載されています。これにより、拡大・縮小や回転などの操作が可能となり、より直感的な操作が実現されています。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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