ルート証明書(ルート・しょうめいしょ)

インターネット上で情報の送受信を行う際、通信が安全であることを保証するために使われるルート証明書とは、デジタル証明書の信頼の基となる証明書です。ルート証明書は、証明書認証局(CA)によって発行され、ウェブサイトや電子メールの通信が信頼できるものであることを証明します。

ルート証明書は、一般的にインターネットブラウザやオペレーティングシステムに組み込まれており、訪問者がウェブサイトにアクセスした際に、そのサイトの証明書が信頼できるルート証明書によって署名されているかどうかを確認します。これによって、データの改ざんやなりすましなどのセキュリティリスクを軽減できます。

また、ルート証明書の更新や管理も重要であり、古いルート証明書を利用していると、ウェブサイトの信頼性が低下する恐れがあります。適切なルート証明書の管理により、ユーザーや企業の情報を守ることができます。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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