DNSSEC(ディー・エヌ・エス・セック)は、Domain Name System Security Extensions
(ドメイン・ネーム・システム・セキュリティ・エクステンションズ)の略で、インターネット上のドメイン名とIPアドレスの対応関係を管理するDNS(Domain Name System(ドメイン・ネーム・システム))にセキュリティ強化をもたらす技術です。
DNSSECは、データ改ざんや中間者攻撃を防ぐために、DNS応答にデジタル署名を付加することで、ドメイン名とIPアドレスの対応が正しいことを保証します。
インターネット利用者は、DNSSECが適用されたドメインにアクセスすることで、安全性が向上したウェブサイトやメールサービスを利用できます。ただし、DNSSECを利用するためには、ドメイン登録者やインターネットサービスプロバイダー(ISP)、そして利用者のデバイスやソフトウェアがDNSSECに対応している必要があります。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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