バックドア

バックドアとは、コンピュータシステムやソフトウェアに意図的に作成された、通常の認証手続きを迂回して不正にアクセスできる秘密の入口のことです。ハッカーや開発者が、システムへのアクセスや情報の盗み出しを行うために利用します。

バックドアは、悪意のあるプログラマーやハッカーによってシステムに組み込まれることがあります。また、ソフトウェア開発者がデバッグやテスト目的で仮に作成したものが、そのまま残されてしまうこともあります。

バックドアを悪用されると、個人情報の漏洩やシステムへの不正アクセスなど、様々なセキュリティ上のリスクが生じます。そのため、セキュリティソフトを利用してコンピュータを定期的にチェックし、不正なバックドアが存在しないか確認することが重要です。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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