トレーサビリティ

トレーサビリティは、過程や来歴が追跡可能な状態を指します。消費財や食品などの生産・流通の過程が履歴として記録され、消費者が後から確認できることが一例です。

情報システムの分野では、システム開発や運用の各工程で作成・アクセスされるデータやドキュメントについて、対応関係や変更履歴を記録することで、追跡や検証ができる状態を指します。

トレーサビリティを保つことは、品質管理や安全性の確保、さらには法規制や基準に準拠するためにも重要です。また、問題が発生した際に原因を特定し、適切な対応を行うことができるようになります。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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