パケットは、インターネットなどのネットワーク上でデータを送受信する際に、データを分割して送る小さな単位のことです。パケットには、送信元と送信先の情報（IPアドレス）、データの順序、エラー検出などの情報が含まれます。
ネットワーク上でデータを送る際、大きなデータをそのまま送ると通信が遅くなるため、パケットに分割して送ることで効率的にデータを送受信することができます。パケットは、ネットワーク上を経由して送信先に届き、送信先では届いたパケットを再び組み合わせて元のデータに復元します。
ただし、ネットワーク上でパケットが遅延や喪失が発生することがあります。そのため、通信プロトコル（TCP、UDPなど）によって、パケットの送受信の制御が行われています。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成
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