オプトイン方式(オプトイン・ほうしき)

オプトイン方式とは、電子メールで広告や宣伝、勧誘などを送る際、受信者が事前に同意した相手だけに送信を許可する方法です。この方式では、受信者が自分から同意しない限り、広告などのメールが送られてくることはありません。

オプトイン方式は、受信者の意志を尊重し、迷惑メール(スパムメール)を防ぐ効果があります。企業や個人がメールマーケティングを行う場合、オプトイン方式を採用することで、送信先のメールアドレスが合法であることを確認し、信頼性を高めることができます。

一方で、オプトイン方式に対してオプトアウト方式という方法もあります。オプトアウト方式では、受信者が広告などのメールを受け取らないように選択するまで、送信が許可されています。しかし、この方式ではスパムメールが増加する恐れがあるため、利用には注意が必要です。

オプトイン方式を利用する際は、法令や規約に従って適切な運用を行い、受信者の意志を尊重することが重要です。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成