個体識別番号は、ワンクリック詐欺に関連する言葉です。詐欺師が個人情報を知っているかのように見せかけるために、ウェブサイト上に表示される番号です。しかし、実際にはこの番号から個人情報(氏名、住所、電話番号など)を特定することはできません。
詐欺師は、個体識別番号を使って、あなたが違法な行為を行ったと偽り、罰金を請求することがあります。その際、個人情報を盗んだり、お金をだまし取ろうと試みます。
このような詐欺に遭わないために、怪しいウェブサイトやメールからの請求には応じず、個人情報を開示しないことが重要です。また、「固体識別番号」と表記されている場合も同様の詐欺手口ですので注意が必要です。
インターネットを安全に利用するために、セキュリティソフトの導入や、定期的なウイルスチェックを行うこともお勧めします。
※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成