ハッキング

ハッキングとは、コンピュータ技術を使ってシステムを調べたり、プログラムを変えたりすることです。もともとは悪い意味の言葉ではありませんでしたが、今では不正にコンピュータを使うことを指すことが多くなりました。悪意のある行為は、本来はクラッキングと呼ばれます。

クラッキング(悪意あるハッキング)の手口は多岐にわたりますが、代表的なものに、パスワードクラッキングフィッシングマルウェアなどがあります。
パスワードクラッキングは、他人のアカウントに不正アクセスするためにパスワードを推測・解読する行為です。
フィッシングは、詐欺目的で偽のメールやウェブサイトを使って、ユーザーから個人情報を騙し取る手口です。
マルウェアは、コンピュータやデバイスに悪意のあるソフトウェアを仕込んで、情報を盗んだりシステムを操作・破壊する行為です。

ハッキングから自分のデータや情報を守るためには、セキュリティ対策が重要です。
パスワードは定期的に変更し、複雑なものにすること。そして、フィッシング対策として不審なメールやリンクを開かないことが基本です。
また、セキュリティソフトウェアやファイアウォールを導入し、最新の状態に保つことも効果的な対策の一つです。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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