DoS攻撃(ドス・こうげき)

DoS攻撃(ドス・こうげき)は、Denial of Service(デニアル・オブ・サービス)攻撃の略で、あるコンピュータやサーバーに対して大量のアクセスやリクエストを送ることで、正常なサービスを提供できなくさせる攻撃手法です。

DoS攻撃の目的は、ターゲットとなるシステムのリソース(ネットワーク帯域やCPU、メモリ等)を圧迫して、正常なユーザーがサービスを利用できなくすることです。攻撃者は、自分のコンピュータから大量のデータを送信するか、他の複数のコンピュータ(ボットネット)を利用して一斉にリクエストを送ることで、ターゲットのシステムを圧倒させます。

DoS攻撃は、企業や政府機関のウェブサイトを標的にすることが多く、経済的損失や信用失墜をもたらすことがあります。対策としては、ファイアウォールや侵入検知システム(IDS)の導入、ネットワークの帯域を増やす、リクエストの制限などがあります。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成

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