機密性(きみつせい)

機密性(きみつせい)は、情報セキュリティにおいて非常に重要な概念です。これは、許可された人だけが情報にアクセスできるようにすることを意味します。つまり、不正アクセスや情報漏洩を防ぐための対策が重要です。

機密性は、情報セキュリティの3つの基本要素の1つで、他に完全性(情報が正確であること)と可用性(情報が必要なときに利用できること)があります。これらの要素は、情報を適切に保護するためにバランス良く管理される必要があります。

機密性を確保する方法の一例として、データを暗号化することが挙げられます。暗号化されたデータは、正しい鍵を持っている人だけが復号化できるため、不正アクセスや盗聴から情報を保護することができます。

また、アクセス制御や認証・認可などの技術も機密性の確保に役立ちます。これらの技術により、ユーザーは自分がアクセス権を持つ情報だけにアクセスできるようになります。

※総務省『国民のためのサイバーセキュリティサイト』(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/index.html)を加工して作成